土佐和紙リフォーム
室内環境汚染・有害物質ゼロ!
高齢の方から子どもまで、
安心して暮らせる住まいにぴったりの壁紙素材です

昨今「シックハウス症候群」と呼ばれ問題になっていたホルムアルデヒドなどによる室内汚染。それらは新建材やビニールクロスの接着剤から出ています。
いまでは一定の基準が設けられ、人体に有害な接着剤が使われることはありませんが、できるだけ自然由来の素材を使うことで、みなさまに安心をお届けしたい。
そんな思いから、土佐和紙を使った壁紙(クロス貼り替え)リフォームを始めました。
土佐和紙は楮(こうぞ)や三椏(みつまた)、雁皮(がんび)といった自然の植物を原料としているので、身体に害がなく、収穫年数も木材パルプに比べて短いため、森林伐採などの自然破壊もありません。その上、燃やしても有害物質が出ないため、人にも環境にも優しい、最高の建材といえます。
また、当店では土佐和紙を貼るための接着剤にもこだわり、からだにやさしいノンホルマリン接着剤を使用しています。
紙だけど、強度は抜群

とはいえ「紙を壁紙にするなんて」「強度は大丈夫?」などの声が聞こえてきそうですが、もちろん大丈夫です。
和紙には、機械抄きと手漉きの2つがあります。機械抄きは量産ができ、手漉きは人の手でつくります。手漉き和紙は長い繊維をもつ楮を主原料に「流し漉き」という昔ながらの独特の製法で漉いていきます。工程の中で楮の長い繊維が何度も何度も絡みあい、強度を増していきます。洋紙や機械抄き和紙は、この絡みが手漉き和紙に比べると圧倒的に少ないのです。
奈良の正倉院では、手漉き和紙でつくられた1000年以上前の本や絵がそのままのかたちで保存されています。同じ時代に同じように保存されていた布はボロボロになっていることからも、手漉き和紙の強さがよくわかります。
自然の恵みと漉き手の思いを身近に

福井県の「越前和紙」、岐阜県の「美濃和紙」と並び、三大和紙と呼ばれる高知県の「土佐和紙」。土佐和紙は昭和51年に伝統工芸品の指定を受け、土佐和紙を代表する「典具帖紙」「清帳紙」は国の無形文化遺産に定められました。
高知県は、良質な石灰や原料が豊富にとれたこと、製紙業に必要な清らかな水に恵まれていたことが、和紙製造の発展につながったと考えられています。
雨が多く温かい気候の土佐の山で育った楮や三椏を、仁淀川や四万十川など、土佐の清流の水を使って職人の手で丁寧に漉かれた和紙。自然の恵みと漉き手の思いを身近に感じられるなんて、とても素敵なことだと思いませんか?ぜひ、当店に足をお運びください。土佐和紙の魅力を見て・触れて実感していただけます。
独特の風合いに加え、機能面でも優れています

土佐和紙は、柔らかな色調に繊維の絡みが独特で、見ているだけでほっと和む風合いが特徴的ですが、見た目だけでなく機能面にも優れています。
- 特長1 調湿
- 土佐和紙は、その材料となる植物と同じように、呼吸をしています。湿度の高い夏季は湿気を吸収し、空気が乾燥している冬季には蓄えていた湿気を放出します。そのおかげで、室内はいつも快適。夏は涼しく、冬はあたたかく過ごせます。
- 特長2 調光
- 無作為に並んだ繊維が光を乱反射させるので、照明や陽の光がとても柔らかくなります。インテリアショップなどで人気の和紙製のランプシェードは、この効果を応用したものです。
- 特長3 保湿
- 和紙だけでなくパルプを原料とする洋紙にも高い保温効果がありますが、とりわけ和紙は洋紙よりも繊維のすきまが大きいため、さらに高い保湿効果が期待できます。
- 特長4 吸音
- 光と同様、音も分散・乱反射しますので、耳障りが柔らかくなるだけでなく、部屋からもれる音も軽減できます。
こんな方におすすめ
- 子どものアレルギーが心配
- 身体に優しい住まいを目指したい
- 仕上がり・風合いにこだわりたい
- 経年劣化を楽しみたい
- エントランスや和室のアクセントにしたい
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